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プログラム概要

講演(10:00~10:20)
「まちの「こんにちは」を目指して ―あみっぴぃ誕生まで」

2006年1月、西千葉コミュニケーションサイトして「あみっぴぃ」が誕生しました。現在では、会員数が3,600人となり、西千葉在住の方だけではなく、西千葉に興味を持つ多くの方が活用するツールとなりました。一般的に、地域活性化が目的だったはずが、地域SNSの活性化を目的としてしまいがちではありますが、徹底して現実社会での豊かさを追求した運営方針であるあみっぴぃの 工夫とあみっぴぃ誕生までの秘話をお伝えします。『まちの「こんにちは」を目指して』という大会テーマは、あみっぴぃを運営するTRYWARPの活動テーマでもあります。

講演(10:20~11:50)
「地域SNSの現状と発展の方向性」

2010年2月現在、国内の地域SNSは約500カ所以上にまで増加しています。そして対象とする地域の状況や、運営者の目的、運営手法、直面している課題などは多種多様な状況にあります。その状況を、現地調査などをもとにタイプ別に整理し、それぞれの特徴や今後の展望についてお話します。

分科会1−1(13:20~14:50)
「地域通貨と地域SNSから広がった新たなつながり ―西千葉の事例から」

西千葉は地域SNS「あみっぴぃ」だけの街ではありません。西千葉には、地域通貨ピーナッツをはじめ、さまざまな活動があり、それを支えるたくさんの人がいて、お互いに顔が見える人々同士が緩やかに連携・関係することで相乗効果が生み出されています。この分科会ではそうした西千葉の「全体像」をご紹介します。また、この「顔が見える〜実名がわかる」人のつながり作りとして地元の千葉大学が進めている取組みもご紹介します。

分科会1−2(13:20~14:50)
「地域SNS研究の最前線」

地域SNSについては、さまざまな分野から研究が行われていますが、それらを一度に聞く機会はなかなかありません。このセッションでは、三つの異なる分野から最新の研究成果をご紹介いただき、地域SNSを多角的に考えます。鳥海さんのタイトルは「地域SNSにおける友人関係とその変化」、峰滝さんのタイトルは「海外の地域SNSの動向」、和崎さんのタイトルは「地域SNSによる地域情報化に関する研究」です。

分科会2−1(15:05~16:35)
「地域SNSの事業継承を考える  ―横浜市から民間への引継ぎ事例から 」

行政の事業として、あるいは行政の助成金を受けて立ち上がった地域SNSが、目標年限を終了して「自立」を試みる事例が増えてきています。この分科会では、横浜市の関連事業であった地域SNS「ハマっち!」が、新たな事業体を形成して事業継承をすることになった事例を取り上げ、地域SNSの持続的な運営や事業継承のあり方を考えます。

分科会2−2(15:05~16:35)
「地域における新しいツールとビジネスの関係  ―Twitter、動画中継などをどう使うか」

このセッションでは、Twitterや動画中継など、新しいツールの活用法と、地域SNSの組み合わせのあり方などについて、具体的な事例や技術的な視点から考えます。また、地域活性化の重要な要素であるビジネスの視点から、どのような工夫をすることができるか、参加者がヒントを持ち帰ることができるような内容にしたいと考えています。

メインセッション(15:50~17:50)
「地域を元気にするICTの使い方」

このセッションでは、「地域社会を元気にする」等の目的に対して、地域SNSなどのICT(情報通信技術)が得意なところはそれを最大限活用し、苦手なところは別なもので補うなどしてうまく活用していこうという考え方に立ち、具体的な取り組みと俯瞰した視点の双方からお話をうかがっていきます。